2008年3月7日配信 毎日新聞
桃の節句の3日、和歌山市加太の淡嶋神社(前田光穂宮司)で、子どもや女性の幸せを祈る恒例のひな流しの神事があった。ひな人形を乗せた舟が海に流され、約1万人の観光客が静かに見送った。
同神社は人形供養で知られ、この1年で全国から約3万6000体のひな人形が納められた。うち約1000体を3隻の白木の小舟に積み、参拝の女性らが境内から約300メートル離れた海岸へ運んだ。
地元の園児による「ひなまつり」の合唱の後、前田宮司が子どもの成長を願う祝詞を奏上。穏やかな春の海に千羽鶴がまかれ、桃の花で飾られた小舟がそっと沖へ流された。