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春の海にひな流し

2007年4月5日配信  紀伊民報

 田辺市稲成町、伊作田稲荷神社(倉山富雄宮司)のひな流し神事が3日、同市天神崎の海岸であった。神社に納められたひな人形約200体を乗せた舟が海をゆっくりと進んだ。

 人形をぎっしりと積んだ全長約2メートル、深さ約70センチの木舟を総代8人が担いで海に浮かべた。

 近所の人や写真愛好者が見守る中、桃の木を飾った小舟は、少しずつ岸を離れていった。

 毎年ひな流しを見に来るという同市湊の山本さいさん(80)は「ひな人形は親の思いが入っている大事なもの。みんなきちんと供養してほしい」と話した。

 環境保護のため、流した舟は回収し、ひな人形は同神社で燃やして供養した。

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