2010年11月19日10時20分配信 【伊勢新聞社】
【四日市】四日市市日永の日永聖天・円楽寺(生田良徳住職)は十八日、同寺で人形供養祭を開き、市内外から届いた和洋人形など合わせて約四千体を午前・午後二回に分けて、生田住職らが「御霊抜き」の祈_(きとう)と浄水で清め、一体ずつ火中に入れた。
五月人形やフランス人形をはじめ、動物の縫いぐるみなど、持ち込まれたのはいずれも壊れたり、古くなったりして役目を終えた人形。持ち主が記した護摩木とともに、境内にうずたかく積み上げられた。 同供養祭は、生田住職が「使い捨ての時代、物を大切にする心、物に感謝する心を養ってもらいたい」と十八年前から年二回、五月と十一月に実施している。
三重郡菰野町の松本実さん(74)美智子さん(70)夫妻は「祖母の買ってくれた日本人形など、私たちが元気なうちに供養していただけて良かった」と、手を合わせながら名残を惜しんでいた。