2009年11月6日分配信 【毎日新聞】
中央区日本橋人形町で9日から11日まで、恒例の「人形市」が開かれ、バラエティーに富んだ人形の販売や人形供養が行われる。
目抜き通りの商店街大通りに51店舗が出店し、雛人形、五月人形などの和人形や西洋人形を販売する。通り沿いの大観音寺では一体2000円で人形供養を受け付ける。9日は午後3時と同5時の2回、東京穀物商品取引所(同区日本橋蛎殻町)で人形師の辻村寿三郎さんの講演や人形振り付けが行われる。
同地区は江戸時代初期、江戸歌舞伎の中村座と市村座が開かれたのを機に人形浄瑠璃や芝居小屋が林立し、人形師も集まった。こうした「街のルーツ」を取り戻そうと、06年から商店街協同組合が企画して人形市を始めた。今年は市にあわせて大通り街路が整備され、噺家(はなしか)や町火消しの人形が登場するからくり時計の入ったやぐら(高さ約8メートル)もお目見えする。