2009年1月20日分配信 【西日本新聞】
降り注ぐ冬の日差しに映える戦国武将たち‐。福岡県朝倉市の米山染工場で、端午の節句(5月5日)用の染め物「武者のぼり」づくりが追い込みに入っている。
同県特産工芸品に指定されているのぼりは幅90センチ、長さ8メートル。鮮やかな発色を生み出すために赤や青の染料を塗りながら十数回の天日干しを繰り返す。絵付けの後は冷水で洗い、家紋や武者の顔を染めて仕上げる。
この道37年の梶原康嗣社長(59)は「今年は正月明けの天候不順で作業は遅れ気味だが、何とか4月中旬までに約150本をつくりたい」と意気込んでいる。