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名古屋の古い商家伝統献立 明治の「覚帳」紹介

2009年1月16日分配信  【中日新聞】

古い商家の伝統行事の献立をパネルで紹介する「堀川端商家の献立ごよみ」が2月1日まで、名古屋市中区錦1の堀川ギャラリーで開かれている。伝統的な食事を時代背景とともに分かりやすく解説した。
市内に残る歴史や文化を訪ねる市民団体、堀川文化探索隊が主催した。
江戸中期から昭和初期まで、堀川沿いの旧舟入町(中村区)で肥料商を営んでいた野尻家に伝わる「明治32年年内馳走覚帳」に基づく。同家の親類から「覚帳」の存在を知った同隊の沢井鈴一代表が3カ月かけて調べた。
端午の節句(5月5日)には邪気を払う縁起物として黒豆飯などを親類らとともに食べていた。商家にとっての正月行事に当たる「夷講(えびすこう)」(10月20日)のメニューはカブの角切りの汁や刺し身などだった-などと紹介されている。
17日には先着120人に名古屋の伝統野菜、大高菜を同ギャラリーで無料配布する。28日は中区橘の中生涯学習センターで野尻家13代の野尻鈴彦氏による「私の祖母のこと」と題した講演会も。また、3月1日には同区錦の名古屋グリーンホテルで伝統料理の試食会(参加費2000円)も開かれる。

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