2007年4月22日配信 四国新聞社
五月人形とこいのぼりを紹介する企画展が、香川県高松市屋島中町の四国村で開かれている。五月人形は実際の家庭で使われていた10組を登録文化財の古民家に飾り付け。こいのぼりも香川県内外から寄贈された12匹を掲げ、端午の節句に息子の力強い成長を願った先人たちの気持ちを伝えている。5月6日まで。
企画展は、同園が毎年行う恒例行事。五月人形はすべて久米通賢旧宅内に展示。こいのぼりは小豆島から移築した農村歌舞伎舞台上空で気持ちよさそうに泳いでいる。
五月人形はよろいやかぶと、刀などと一緒に飾り段に飾り付けてあり、座敷に10組が横一列に並ぶさまは圧巻。1950年代以降の製造で歴史的価値は乏しいものの、西日本でしか見られない張り子のトラなども合わせて展示している。
園内は今、シャクナゲやボタン、ヤエザクラなどが見ごろ。来園者は五月人形やこいのぼりに目を見張るとともに、そよ風に揺れる花々からも春の風情を感じ取っている。